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EARHOOK Story

マラソン大会救護医師としての経験

  • 7月24日
  • 読了時間: 1分

2026年3月15日(日)、板橋シティマラソンが開催されました。フルマラソン参加者は約10,300人。私は、メイン会場の救護本部医師として活動しました。コースは荒川河川敷で日光を遮るものはありません。朝の気温5度から日中は15度まで上昇。

この10度の気温差と直射日光が、予想以上にランナーの水分を奪い、現場では軽度から中等度の熱中症の対応に追われました。

最終的に救護所対応者は合計100名を超えました。参加したランナーの約1%です。

今回の救護活動で最も大きな学びとなったのは、熱中症が重症化していくステップです。

現場では、まず「片脚のつり」から始まり、すぐに「両脚のつり」へと広がり、歩行困難となります。その後、「両手に進行する痺れ」が現れ、続いて「上肢のつり」へ。この段階になると、少し動くだけで「全身がつる」という状態に陥ります。

症状が進むと、「嘔気・嘔吐」に襲われ、さらに重症化すると「血圧低下」をきたすことを経験しました。4名のランナーが、この経過をたどり救急搬送されました。

来年以降も、今回の経験をかてに、ランナーの安全を守るための的確なトリアージと救護活動をしていきたいと思います。


 
 
 

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