痩せないのはアレルギーが原因?
板橋桜医療連携セミナーに行って来ました。今回は久しぶりの座長です。テーマは「下肢保存療法」股関節と膝関節の講演でした。 やはり加重関節である股関節と膝関節の障害には食事療法が有効というエビデンスが明らかなようです。簡単にいうと体重オーバーがよくないってことですね。 もちろん体重ばかりではありませんが、膝の痛みで手術を予定してた患者さんが5kgダイエットしたら痛みがとれて手術が不要になったという事は結構あります。 しかし、「わかっちゃいるけど痩せられない!」という人が多いのも現実です。 なぜ痩せないのか? そんな疑問をお持ちの方は、もしかしたら食物アレルギーが原因かもしれません。 大好物の中に、実は自分にとってのアレルギー成分が含まれているという事があるそうです。 例えば、お酒、卵、小麦、お菓子…など。 ストレスなどもアレルギーを助長させます。 自分に合わない物をたくさん摂取しているとIgG抗体ができてしまい、遅発性アレルギー反応によって肥満になるという報告があります。 そんなに食べてないのに痩せないという方は、まず大好物を減らしみてはいかがでしょうか。かえってストレスがたまるというご意見もあると思いますが、もしアレルギーなら必ず体調が良くなるはずです。肥満も解消されて、痛みも取れて、最高にハッピーになれるかもしれません。
おだ整形外科クリニック 小田 博